学校に行けない子ども、仲間・集団に入りにくい子どもの多くは、不安や緊張が高いなどが基本にあり、「そっとしておく」「登校刺激を与えない」という対応方針で長期間が経過してしまうと、成人期のひきこもりにつながります。
こども心身医療研究所では、昭和60年の開設当初から他の医療機関や適応教室などに先駆け、不登校に陥り、ひきこもりがちになっている子どもたちに対して、規律正しい生活(昼夜逆転の防止)、対人関係能力・社会性の向上、学習指導等を目的としたデイケア(集団活動)を行ってきました。社会見学や調理実習、クリスマス会なども子どもたちと共に企画します。
お子さんは小集団での様々な活動を通して社会性や学習習慣を身につけ、仲間とともに過ごす心地よさを体験し、自信を回復していきます。再登校に向けてだけではなく、子どもの情緒の発達、将来のひきこもり防止にも有用です。
参加対象:小学校高学年〜高校生
(お子さんの状態により対象年齢外でも参加いただける場合があります)
学業不振だけでなく行動上の問題や対人関係トラブルなどの背景にも発達の遅れや偏りが隠れている場合があります。
子どもの能力的な特徴に応じて教育スタッフが学習指導を行います。
参加対象:小学生〜中学生
● 参加希望の方には先ず、こども心身医療研究所での教育相談を受けていただき お子さんの状態に応じた参加の仕方を保護者の方と検討します
● デイケア、土曜塾とも、こども心身医療研究所でのカウンセリングを並行しての参加をお勧めしています。個人カウンセリング担当者と集団活動担当者が連携を行なうことで効果を高めます
● 他の医療機関や相談機関に通っておられる方が参加を希望される場合は、現在の主治医や担当者に相談いただき、できるだけ紹介状をお持ちください
● 参加費用は参加形態により異なりますのでお問合せください
※ 大阪市塾代助成事業に参加しています